投稿

6月, 2022の投稿を表示しています

第19回哲学カフェ参加募集 テーマ:「共感」とは?

○日時:7月9日(土)13:00~14:00 ○場所:南海高野線堺東駅周辺のカフェ ○申込:7月8日(金)20:00までに、主催者まで連絡。 ○集合:7月9日(土)12:45、南海高野線堺東駅改札前(北野田方面側) ○目印:緑の本(河野哲也「ゼロからはじめる哲学対話」) ○費用:参加費無料。ただし、カフェでの飲食代は自己負担でお願いします。 〇備考:蔓延防止措置や緊急事態宣言等が発令された場合は、オンライン開催に変更となります。 ○テーマ:「『共感』とは?」 ○参加条件 1 哲学に興味のあること。(専門知識や学習歴は不問) 2 「対話を通した探求」という方法論に同意すること。 3 特定の立場を正統と見なしたり、他者に強制したりしないこと。 ○ルール 1 自分の意見は、分かりやすく、簡潔に発言する。 2 他人の意見は、きちんと聞いてから、質問や意見をする。 3 対話を聞くだけの参加も認め、発言は強制しない。

第18回哲学カフェ活動報告 テーマ:「コミュニティ」とは?

○日時:2022年6月25日(土)13:00~14:00 ○場所:「Cafe伊太利庵堺東店」 ○参加者 淡野(40代男性) Mさん(20代男性) Tさん(30代男性) ウルフさん(50代男性) ○テーマ:「コミュニティ」とは? ●「コミュニティ」を巡る議論 ・哲学において、古代から「コミュニティ」について様々に議論してきました。例えば、プラトンは「国家」において哲学者こそが統治者に相応しいと「哲人王」を提唱しました。また、アリストテレスは「政治学」において、人間の本質を「ポリス的動物」と定義しました。 ・他にも、神や自然が定めた規範が存在するとする自然法思想、統治者は神によって選ばれたとする王権神授説など、様々な主張や理論が提唱されました。近代以降、盛んに議論されるようになる社会契約論もそういった思想の代表例でしょう。 ・では、皆さんはどういう切り口で「コミュニティ」を扱ってみたいでしょうか? ●「コミュニティ」の種類と範囲 ・「コミュニティ」と言っても、色々な種類があり、コミュニティ一般を扱うと議論が拡散するので、種類や規模を限定した方が良いと思います。 ・確かに、小は友人や地縁の集団、大は人類全体を含むグローバル・コミュニティまで、コミュニティの種類や範囲は様々です。また、論者によっては、何をコミュニティと呼ぶかについて色々と条件をつける場合があるので、議論が混乱しやすくなるという指摘はその通りでしょう。では、皆さん、どのようなコミュニティについて議論したいですか? ・私は国家や国際社会といった大規模なコミュニティよりは、小規模な集団について話したいです。 ・私も同感です。 ・では、正にこの集まりのような、有志による小規模集団とかはどうでしょうか? ●「関係」と「目的」 ・小規模集団にも、テンニエスが提唱したように、血縁や地縁を基盤とする「ゲマインシャフト」と有志が目的追究のために設立する「ゲゼルシャフト」とに分かれるように、種類があるように思うのですが、そこはどうでしょうか? ・リーダーシップ論やマネジメント論なんかでも、「関係維持」と「目的追究」という風に、集団や組織の性質の違いは議論されていると思います。 ・理論としてはそうでしょうが、私が別に参加している読書会は、読書を「目的」とする集まりですが、読書よりも仲間と駄...